下肢静脈瘤硬化療法の日帰り手術
下肢静脈瘤とは?
静脈は手足などの先から心臓へ血液を送り返す血管で、足の静脈は二つの仕組みによってこの働きを維持しています。
- 1.歩くなどをして、ふくらはぎの筋肉が緩んだり縮んだりを繰り返すと、筋肉がポンプの役目をして足の静脈血を押し上げます。
- 2.足の静脈に付いている弁で、静脈血が下へ逆流するのをこの弁が防いでいます。
ところが、静脈血を下へ下へと押し戻す力がたえず働いている状態が続くと、静脈弁のどこかが壊れて閉じなくなり足の静脈血が下へ逆流し始め血液が溜まった静脈は蛇行したり太くなったりしますが、やがて静脈の枝の先がこぶ状に膨らんでしまうのです。
静脈瘤が出来やすいのは大伏在静脈(足首の表から足の内側を通り、太ももの付け根に至る静脈)や小伏在静脈(かかとからふくらはぎを通り膝の裏に至る静脈)で、ふくらはぎなどにモコモコとしたこぶができるのが下肢静脈瘤の典型的な症状です。そして静脈が痛くなったり循環が悪くなり、潰瘍や皮膚炎が起こりやすくなるのです。この原因は、長時間の立ち仕事・妊娠・慢性便秘・肥満・ホルモン異常等が考えられています。
下肢静脈瘤硬化療法とは?
この治療は局所麻酔で行います。まず2〜3cm程度の切開を2〜3ヶ所入れ、こぶのできている静脈を縛ります。
次に静脈瘤(膨れている場所)に硬化剤を注入します。硬化剤により静脈に炎症が起こり、血液が流れない状態になります。この後、コンプリハフト(足を締め付ける包帯)を巻きます。治療時間は約30分から60分です。
手術終了後は・・・
手術終了後は日帰り手術センターにて休んで頂きます。問題がなければ夕方に退院することができます。
手術を受けるにはどうしたらいいの?
外科外来を受診して頂き、医師の診断を受けます。日帰り手術の適応と診断を受けましたら、日帰り手術センターにて面談を行い手術に関するご説明をさせて頂きます。
医誠会病院 日帰り手術センター
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